楽天でんきは一人暮らしには高い!改悪後は他の電力をおすすめする理由

この記事では『一人暮らしで楽天でんきはお得なるのか』についてまとめています。

楽天でんきは2021年5月31日でSPU(スーパーポイントアップ)キャンペーンが終了し、6月1日以降よりの対象外となりました。

以前までは、『ポイント還元率』が大きくなることも楽天でんきのメリットでしたが、2021年6月以降は『ポイント払い』することのみが楽天でんきのメリットです。

楽天でんきの一人暮らしに関する口コミ、使用量別の料金のシミュレーション、ポイント還元分も算出しています。

※楽天ポイントの還元率の高さは、楽天モバイル、楽天市場をよく利用するヘビーユーザーなのかやカードランクの高さで変わってきます。

料金面で考慮すると他の電力の方がメリットがありそうですが、評判や料金シミュレーションを参考にしてみてください。

※燃料費調整額は毎月変動するため、電気料金の試算結果には含まれていません。
詳細は各社ホームページでご確認お願いいたします。

楽天でんきが一人暮らしでお得になる人、損する人とは?

そもそも楽天でんきのメリットは何なのかということを考えてみましょう。

楽天でんきは電気使用量が多いほどお得になる料金プランになっています。

また、楽天ポイントは電気代200円ごとに1ポイントと楽天カードによる支払い100円ごとに1ポイントのダブルで貯めることができます。

しかし、楽天でんきは、改悪によってSPU(スーパーポイントアップ)対象外になってことで、ポイントが通常より貯まる要素が減ってしまいました。

そうなると、電気代ごとにもらえるポイント分を考慮しても他の電力の方が安くなります。

残ったメリットは電気代をポイント払いできるということのみ。

楽天ポイントの消費が追いつかない人には楽天でんきでお得ですが、そうでない人は他の電力をおすすめします。

ちなみに、楽天でんきは30A以上が対象なので、20A以下は契約できません。

20Aで間に合う人が楽天でんきにすると損してしまうので注意しましょう。

一人暮らしの電気料金シミュレーション比較

今回は240kWhを平均電気使用量として、5つのパターンで電気使用量を比較しました。

従来電力で20Aで間に合っていた人は楽天でんきに切り替えると高くなってしまう可能性が高いです。

楽天でんきで契約できるアンペアは30A以上で、電気使用量が増えるほどお得になります。

電気使用量がかなり少ない一人暮らし、ブレーカーも落ちたりしない人は切り替えない方がいいでしょう。

電気使用量:20A 120kWhの場合

※取得ポイントは電気料金200円=1ptとクレジットカード払い100円=1ptの両方を合算しています

 電気使用量従来電力楽天でんき
(取得ポイント)
北海道電力エリア20A
120kWh
3,559円3,600円
(54pt)
東北電力エリア2,889円3,180円
(46pt)
東京電力エリア2,957円3,180円
(46pt)
中部電力エリア3,100円3,180円
(46pt)
北陸電力エリア2,626円2,640円
(39pt)
関西電力エリア2,474円2,700円
(40pt)
中国電力エリア2,520円2,940円
(43pt)
四国電力エリア2,631円2,940円
(43pt)
九州電力エリア2,689円2,820円
(42pt)
沖縄電力エリア2,926円3,240円
(48pt)

≪楽天でんきの方が安いエリア≫
なし

≪楽天でんきだと高いエリア≫
全エリア

電気使用量:30A 120kWhの場合

半分以上のエリアで楽天でんきが安くなりますが、割高なエリアもあります。

※取得ポイントは電気料金200円=1ptとクレジットカード払い100円=1ptの両方を合算しています

 電気使用量従来電力楽天でんき
(取得ポイント)
北海道電力エリア30A
120kWh
3,900円3,600円
(54pt)
東北電力エリア3,219円3,180円
(46pt)
東京電力エリア3,243円3,180円
(46pt)
中部電力エリア3,386円3,180円
(46pt)
北陸電力エリア2,868円2,640円
(39pt)
関西電力エリア2,474円2,700円
(40pt)
中国電力エリア2,520円2,880円
(42pt)
四国電力エリア2,631円2,940円

(43pt)
九州電力エリア2,986円2,820円
(42pt)
沖縄電力エリア2,926円3,240円
(48pt)

≪楽天でんきの方が安いエリア≫
▶北海道電力エリア
▶東北電力エリア
▶東京電力エリア
▶中部電力エリア
▶北陸電力エリア
▶九州電力エリア

≪楽天でんきだと高いエリア≫
▶関西電力エリア
▶中国電力エリア
▶四国電力エリア
▶沖縄電力エリア

電気使用量:30A 180kWhの場合

ポイント還元分を考慮すれば楽天でんきの方がお得になるエリアもありますが、それでも高いエリアもあります。

※取得ポイントは電気料金200円=1ptとクレジットカード払い100円=1ptの両方を合算しています

 電気使用量従来電力楽天でんき
(取得ポイント)
北海道電力エリア30A
180kWh
5,716円5,400円
(81pt)
東北電力エリア4,739円4,770円
(70pt)
東京電力エリア4,832円4,770円
(70pt)
中部電力エリア4,918円4,770円
(70pt)
北陸電力エリア4,172円3,960円
(58pt)
関西電力エリア4,022円4,050円
(60pt)
中国電力エリア4,168円4,410円
(66pt)
四国電力エリア4,251円4,410円
(66pt)
九州電力エリア4,369円4,140円
(64pt)
沖縄電力エリア4,921円4,860円
(72pt)

≪楽天でんきの方が安いエリア≫
▶北海道電力エリア
▶東京電力エリア
▶中部電力エリア
▶北陸電力エリア
▶関西電力エリア
▶九州電力エリア

≪楽天でんきだと高いエリア≫
▶東北電力エリア
▶中国電力エリア
▶四国電力エリア
▶沖縄電力エリア

電気使用量:30A 240kWhの場合

ほとんどエリアで楽天でんきの方が安いですが、東北エリアと沖縄エリアのみポイント還元分を含めてもわずかに従来電力の方が安い結果となりました。

数円~数十円の差なら気にしない人ならいいですが、1円でも安くしたい人は注意しましょう。

※取得ポイントは電気料金200円=1ptとクレジットカード払い100円=1ptの両方を合算しています

 電気使用量従来電力楽天でんき
(取得ポイント)
北海道電力エリア30A
240kWh
7,533円7,200円
(108pt)
東北電力エリア6,259円6,360円
(94pt)
東京電力エリア6,421円6,360円
(94pt)
中部電力エリア6,451円6,360円
(94pt)
北陸電力エリア5,476円5,280円
(78pt)
関西電力エリア5,570円5,400円
(81pt)
中国電力エリア5,816円5,880円
(87pt)
四国電力エリア5,870円5,880円
(87pt)
九州電力エリア5,753円5,640円
(84pt)
沖縄電力エリア6,345円6,480円
(96pt)

≪楽天でんきの方が安いエリア≫
▶北海道電力エリア
▶東京電力エリア
▶中部電力エリア
▶北陸電力エリア
▶関西電力エリア
▶中国電力エリア
▶九州電力エリア

≪楽天でんきだと高いエリア≫
▶東北電力エリア
▶四国電力エリア
▶沖縄電力エリア

電気使用量:40A 350kWhの場合

楽天でんきは電気使用量が多いほどお得になる特徴があります。

今回の比較では全エリアで楽天でんきが安い結果となっています。

※取得ポイントは電気料金200円=1ptとクレジットカード払い100円=1ptの両方を合算しています

 電気使用量従来電力楽天でんき
(取得ポイント)
北海道電力エリア40A
350kWh
11,464円10,500円
(157pt)
東北電力エリア9,573円9,275円
(138pt)
東京電力エリア9,824円9,275円
(138pt)
中部電力エリア9,694円9,275円
(138pt)
北陸電力エリア8,195円7,700円
(115pt)
関西電力エリア8,583円7,875円
(117pt)
中国電力エリア8,944円8,575円
(127pt)
四国電力エリア9,014円8,575円
(127pt)
九州電力エリア8,737円8,225円
(123pt)
沖縄電力エリア9,578円9,450円
(141pt)

≪楽天でんきの方が安いエリア≫
全てのエリア

≪楽天でんきだと高いエリア≫
なし

楽天でんきで一人暮らしに関する評判・口コミ

楽天でんきの大きな魅力は楽天ポイントです。

楽天でんきユーザーの評判・口コミを早速見ていきましょう。

電気料金は安くはない

楽天でんきの料金そのものは安くありません。

それでもポイントサービスが大きな魅力でした。

SPU対象外で解約する人も多い

改悪によって2021年6月1日以降はSPUの対象外になったことで乗り換えるユーザーも多いようでした。

ポイント払いできるのがメリット

SPUが対象外になってもポイント払いと電気使用量分のポイントはもらえるようです。

ただし、200円=1ポイントなのでポイントなしでも他の電力の方が安くなります。

つまりメリットはポイント払いできるということのみです。

楽天でんきよりおすすめ!一人暮らし向きの安い電力会社

楽天ヘビーユーザー以外には、楽天でんきはおすすめしません

楽天のヘビーユーザーや楽天カードのランクが高い人など、還元率が通常より高い人ならポイント分でお得になる可能性があります。

しかし、通常の還元率ならポイント還元分を考慮しても他の電力の方がお得になります。

楽天でんきよりも安い電力は結構たくさんあります。

基本料金0円、単価一律の元祖『Looopでんき』

楽天でんきと同じように基本料金0円、単価一律を望む人たちが選ぶのが『Looopでんき』。

安さだけでなく、口コミも良いのでおすすめです。さらにガスもまとめると、セット割でよりお得になります。

契約者向けのキャンペーンも人気で満足度も高めです◎

電気+ガスまとめるなら『CDエナジーダイレクト』

基本料金が無料じゃなくていいという人で、電気+ガスを確実に安くまとめるなら『CDエナジー』。

電気料金は東電より確実に安く、ガス料金は東京ガスよりも確実に安くなっています。

また、ポイントを貯めたり、ポイント払いもできるので実質料金よりもお得にできるメリットがあります。

対応についても利用者の口コミが良いのでサービスの質を重要視する人にもおすすめです。

電気単独 or 生活リズムで安いのは『シン・エナジー』

『シン・エナジー』も確実に安く、CDエナジーよりもさらに低価格になっています。

また、『生活フィットプラン』は時間帯によって安くなるので、在宅ワークの人や夜型の人など生活リズムが合う人に人気のプランです。

まとめ

電気代だけで言えば楽天でんきは一人暮らしには高いです。

楽天ポイントで料金の支払いができるという点では喜ぶユーザーもいますが、家計費そのものを安くするなら他の電力がおすすめです。

\口コミで話題の新電力/
『CDエナジー』

1.豊富なプラン!
電気をたくさん使う家族向けの「ファミリーでんき」、一人暮らし向けの「シングルでんき」!
大人気の新電力◎

2.ガスもセットでお得!
セットで割引になります。
毎月貯まるポイントは、電気代の支払いや他のポイントとの交換も可能!

初期費用0円!解約金は原則なし。(一部プランを除く)

電力切り替えは次回検針日です!
早めの申し込みをおすすめします!

コメントを残す

*