ドコモ光とソフトバンク光を徹底比較！どっちかおすすめか検証してみた

「ドコモ光とソフトバンク光どっちがお得？」「サービスに違いはある？」など、ドコモ光とソフトバンク光の2択で悩んでいませんか？

結論、ネットの速度や料金面はほぼ同じ。スマホのセット割を受けるなら、利用しているスマホのキャリアを合わせて選ぶのがおすすめです。

ただ、キャリアの変更も視野に入れている人、セット割は抜きで検討中の人は、キャンペーンの条件やWi-Fiルーターなど細かい違いを確認して選ぶことをおすすめします。

このページでは、光回線の販売経験もある私が、下記の流れでドコモ光とソフトバンク光を細かく比較していきます！

・ドコモ光とソフトバンク光を主要５項目で比較
・結論｜それぞれおすすめの人

最後まで読めば、ドコモ光とソフトバンク光のどちらがあなたにとっておすすめなのかが分かるので、ぜひ参考にしてくださいね。

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ドコモ光とソフトバンク光を主要５項目で比較

まずは、ドコモ光とソフトバンク光をざっくり比較しましょう。

表で見ると、あまり大きな差は見られません。

しかし、それぞれの項目を細かく見ていくと少しずつ違う点が見えてきました。

例えば、工事費無料になるための条件、セット割を受けるための有料オプションの有無、IPv6の利用方法などなど。

これから詳しく解説していきます。

対応エリア

ドコモ光とソフトバンク光の対応エリアは、どちらも日本全国です。

どちらもフレッツ光の回線設備をつかっている光コラボなので、基本的には対応エリアが同じになります。

ただし、対応エリアであっても、建物の構造などで契約できない物件もあります。

対象外だった場合は？

例えば、ドコモ光が建物の構造上契約できない場合、同じ回線であるソフトバンク光も対象外になる可能性が高いです。

その場合、スマホのセット割を考慮した対策は、

・ソフトバンクユーザー：NURO光
・ドコモユーザー：ドコモhome5G

固定回線が引けない場合に、よくおすすめされるホームルーターですが、正直、ソフトバンクエアーは満足しないという口コミが多いので、あまりおすすめしません。

ただ、ソフトバンクのスマホは、『NURO光』とセット割ができます。

NURO光は独自回線なので、光コラボがダメでも契約できる可能性があるので、一度検討することをおすすめします。

一方ドコモユーザーの場合、ドコモhome5Gにするか、セット割を諦めて独自回線を検討しましょう。

ドコモhome5Gは、実際に両方使った人の口コミや『みんなのネット回線速度』の平均速度と比較すると、ソフトバンクエアーよりも速度は速めです。

ドコモ Home5Gの方がまだ良いですよ
ソフトバンクエアーは本当に遅いです。
↑両方とも実体験です

— D?.exe🍣🍊 (@D_Hatena) October 8, 2022

ただ、ソフトバンクエアーより速くても、固定回線と比較すると速度は落ちやすいことに注意しましょう。

月額料金

ドコモ光は、2つのプランによって料金が若干違いますが、ソフトバンク光の月額料金とだいたい同じくらいのです。

マンションの月額料金だけを見ると、ソフトバンク光の方が少しだけ安くなっています。

しかし、これだけでソフトバンク光が安い決めるのは、まだ早いです。

例えば、ネット利用時に必要なWi-Fiルーター。レンタルを希望する人も多いのではないでしょうか？

このWi-Fiルーターのレンタル料が、ドコモ光とソフトバンク光で違うんです。せっかくなので、確認しましょう。

Wi-Fiルーターをレンタル料を含めると…

Wi-Fiルーターのレンタル料を含めると、ドコモ光の方が安くなります。

なぜなら、ドコモ光では、プロバイダによっては無料でWi-Fiルーターをレンタルすることができるからです。

しかし、ソフトバンク光からWi-Fiルーターをレンタルする場合、月額500円ほどかかります。

後ほど詳しく紹介しますが、ソフトバンク光で快適にネットを利用したい人も、スマホセット割を利用したい人も、レンタルルーターが必須。

そのため、ソフトバンク光は戸建：6,200円、マンション：4,600円として考えると、ドコモ光の方が少しお得になります。

スマホのセット割

ドコモ光とソフトバンク光でスマホセット割を比較すると、割引額はどちらも同じくらいです。

スマホのプランによって変わりますが、最大1,100円。(1台につき)

さらに家族割引も合わせれば、最大2,000円以上安くなる点も同じです。

どちらのセット割も家族で使うほど割引額はお得になります。

ここで注意したいのが一人暮らしの人。理由は、セット割の条件になります。

セット割適用の条件

ドコモ光は、ドコモのスマホを持っていれば、有料オプションの加入なしで割引してもらえます。

一方、ソフトバンク光は、月額550円の『おうち割光セット』という有料オプションへの加入が必須条件。

【おうち割光セットの内容】
①『光BBユニットレンタル』：ルーター
②『Wi-Fiマルチパック』：光BBユニットの無線機能
③ 固定電話サービス
　┗『ホワイト光電話』/『BBフォン』/『光電話(N)＋BBフォン』のいずれか

通常だと合計2,000円くらいですが、パック料金で安くなっています。

家族全員のソフトバンクスマホが安くなるなら、オプション料金を払ってもお得ですが、一人暮らしの人だと、実質550円しか割引されません。

また、実家のネットですでにスマホセット割が適用されている一人暮らしは、ソフトバンク光もドコモ光も二重でセット割は適用されないので、安くて縛りなしの光コラボの方がお得です。

セット割適用後の料金

セット割適用後の料金に違いはあるのか？スマホの料金プランなども似せて、実際に計算してみたところ、あまり変わりませんでした。

【ドコモ光】

両社比較するとドコモ光の方が500円安くなっていますが、もし、ドコモ光で固定回線も契約する場合は、月額500円ほどなので、まったく同じくらいになります。

ソフトバンク光は、セット割オプション(おうち割光セット)には、固定電話も含まれているので、料金は以下の通り。

【ソフトバンク光】

なので、特にファミリー層だとドコモ光とソフトバンク光で、料金面の違いはないと言えるでしょう。

一人暮らしの場合は、ドコモ光の方が500円ほど安くできるので、少しでも安い方がいい人はドコモ光をおすすめします。

回線速度

冒頭で言ったように、ドコモ光とソフトバンク光は、どちらもフレッツ光の回線なので回線速度も同じ1Gbps。

ただし、『IPv6』という速くて安定した次世代通信を利用する際の条件が、ドコモ光とソフトバンク光で違います。

詳しく見ていきましょう。

IPv6利用の条件

ドコモ光のIPv6は、選ぶプロバイダによって申込みが必要だったりしますが、基本的には料金は無料。

IPv6対応ルーターは、無料レンタルするプロバイダが多いですが、自分で用意するプロバイダも一部あります。

なので、ドコモ光はプロバイダ選びに少し注意が必要です。

一方、ソフトバンク光の場合、IPv6には『光BBユニット』というソフトバンク光のルーターが必ず必要です。

ソフトバンク光のスマホセット割を受ける場合は、550円のオプションに光BBユニットのレンタルも含まれています。

ソフトバンク光に確認すると、自分で用意したルーターを使いたい人も、光BBユニットがないとIPv6は利用できないとのことなので注意してくださいね。

工事費

ドコモ光とソフトバンク光の新規工事費を比較すると、ドコモ光の方が費用が安いです。

基本的には、どちらもキャンペーンで工事費は無料になります。

細かいことをいうと、キャンペーンの仕組みが違います。

ソフトバンク光は、月額料金から24ヶ月間割引されることで、工事費が実質無料になります。

逆に言えば、24ヶ月利用しなければ、工事費は無料になりません。途中で解約したら、残債として一括請求されます。

一方、ドコモ光は工事費が完全無料になるため、途中で解約しても支払いは発生しません。

そのため、2年以内に解約する場合は、ドコモ光の方が解約時の費用が安くなります。

違約金

ドコモ光とソフトバンク光の違約金は、ほとんど同じくらいです。

※2022年7月以降に申し込みした場合の違約金です。

どちらも2年契約の更新月に解約すれば、上記の違約金を避けることができます。

ドコモ光もソフトバンク光も、更新月の数え方は同じで、契約満了月の当月、翌月、翌々月。

例：2022年7月に契約、2024年6月が契約満了月の場合
⇒ 更新月は、2024年6月・7月・8月

どちらもマイページにログインすると、詳細を確認することができます。

キャンペーン特典を比較

ドコモ光もソフトバンク光も、公式サイトからの申し込みよりも、他の窓口から申し込みした方がお得になります。

今回は、それぞれ人気の申し込み窓口1社をピックアップして、ドコモ光とソフトバンク光のキャンペーンを比較します。

ドコモ光はプロバイダの『GMOとくとくBB』、ソフトバンク光はネット代理店の『エヌズカンパニー』がおすすめです。

キャッシュバック額は、オプションの有無や新規契約なのか？事業者変更なのかなど、契約内容によって変わります。

どちらもお得でおすすめの窓口ですが、大きく違うのは、違約金負担キャンペーンの金額です。

解約時の費用がそこまでかからない人は、GMOとくとくBBの2万円の違約金負担キャンペーンでも十分でしょう。

しかし、以下のように解約時の費用が高額になってしまう人は、ソフトバンク光の違約金負担キャンペーンの方がメリットが大きいです。

・『J:COM』などのケーブルテレビ系や『auひかり』などの独自回線から乗り換える人で撤去費がかかる
・違約金もかかる
・電話撤去費やアナログ電話復活工事費も発生する
・テレビで撤去費や違約金がかかる
・開通工事の残債がある

ドコモ光は、違約金負担キャンペーンのある窓口はGMOとくとくBBくらいしかないので、違約金を負担してほしい人はソフトバンク光をおすすめします。

さらに細かく比較したい人はこちら

上記の項目を比較するだけで十分ですが、更に細かくみたい人だけ見てください。

・選べるプロバイダの数
・10ギガプラン対応
・貯まるポイントは？

選べるプロバイダの数

ソフトバンク光のプロバイダは、Yahoo!BB一択。

一方、ドコモ光の選べるプロバイダの数は、なんと23社もあります。(以下参照)

ドコモ光はプロバイダによって、キャッシュバックやWi-Fiルーターなど、特典が変わります。

途中でプロバイダを変更することも可能です。

10ギガプラン対応

ドコモ光もソフトバンク光も、10ギガプランに対応しています。

月額料金は同じくらいで、両社ともに、マンションも戸建ても同じ料金を設定しています。

違約金はドコモ光の方が安くなっています。

提供エリアは、どちらも『フレッツ光クロス』対応エリアでまだまだ限られます。

エリアの確認はフレッツ光のホームページからチェックできます。

・NTT東日本エリアにお住いの方
・NTT西日本エリアにお住いの方

上記のページから郵便番号を入力し、『フレッツ光クロスのお申し込み』が表示されれば提供エリアです。

貯まるポイントは？

還元率については、このあと詳しく紹介しますが、まずはそれぞれ貯まるポイントを確認しましょう。

ポイントが貯まりやすいのはドコモ光。

・毎月の利用料金
・申し込み時のdポイントプレゼント特典

毎月貯まるポイントは、基本的には1,000円(税抜)＝10ptですが、ドコモのスマホをペア回線に設定していれば、ペア回線のポイント進呈率が適用されます。

さらに、dカードGOLDでの支払いなら、通常の10倍の還元率になります。ドコモ光＋スマホ料金が1万円だった場合は、1,000ptが貯まります。

それに対して、ソフトバンク光はソフトバンクが提供するポイントサービスはありません。

ただ、提携しているPayPayカード/PayPayカードゴールド支払いすると、以下の還元率でポイントが貯まります。

・PayPayカード：1％還元(税抜1,000円につき10pt)
・PayPayカードゴールド：10％還元(税抜1,000円につき100pt)

※PayPayカードゴールドは、ソフトバンクの携帯電話と合算料金であること。ソフトバンク光のみだと1.5％。

ソフトバンクのサービスはPayPayと提携していますが、ソフトバンク光にポイントサービスのことを尋ねても案内してくれないので、注意してくださいね。

開通前のWi-Fiレンタルは？

ソフトバンク光では、公式特典として、AirターミナルかポケットWi-Fiを無料でレンタルしています。

もし、引っ越し先でソフトバンク光を継続したい場合でも、開通までレンタルさせてくれるので、引っ越しの可能性がある人には嬉しいですね。

一方、ドコモ光は公式特典として、開通までのWi-Fiレンタルは行っていません。

選択肢は3つあります。

・GMOとくとくBBからドコモ光を申し込みしてWiMAXをレンタルする
・他のプロバイダを契約したい人は、開通前のWi-Fi特典付きのネット代理店から申し込みする
・自分でモバイルWi-Fiを借りる

工事完了までの期間は、どちらも1ヶ月くらいが目安です。必要に応じて対策しましょう。

結論｜どっちがおすすめ？

ドコモ光とソフトバンク光、どちらがおすすめか？

選び方のポイントは以下の3つです。

・スマホのセット割を受けたい→スマホのキャリアに合わせる
・スマホのセット割はいらない→ドコモ光がおすすめ。
・違約金・撤去費負担キャンペーンが欲しい→ソフトバンク光

ドコモ光がおすすめの人、ソフトバンク光がおすすめの人を順に見ていきましょう。

ドコモ光がおすすめの人

ドコモ光がおすすめなのは、以下に当てはまる人です。

・ドコモのスマホセット割を受けたい
・プロバイダを選びたい
・好きなルーターを使いたい
・ソフトバンクのスマホセット割はいらない
など

ドコモのスマホを安くしたいなら、ドコモ光一択です。

もし、セット割がいらない場合は、ソフトバンク光よりお得なドコモ光をおすすめします。

なぜなら、ソフトバンク光はIPv6利用に専用のルーターが月額513円。Wi-Fi機能がないので、1,089円の追加料金を払うか、自分でWi-Fiルーターを別途用意する必要があります。

だからと言って、IPv6接続がないと「速度が遅い」という口コミも多いのが心配な点。

そのため、IPv6接続も、IPv6対応ルーターも無料使えるドコモ光がおすすめです。

また、選べるプロバイダも豊富なので、万が一速度が遅くても、プロバイダを変更して様子を見ることもできます。

ドコモ光のおすすめ申し込み窓口

ドコモ光で1番おすすめの申し込み窓口は、プロバイダの『GMOとくとくBB』です。

GMOとくとくBBのおすすめポイントは、4つあります。

・キャッシュバックがもらえる
・高性能なWi-Fiルーターが無料レンタル
・ドコモ光開通前にWi-Fiレンタルがある
・必要に応じて、中継器が3,000円で買える

GMOとくとくBBは、ドコモ光のプロバイダの中でも1番おすすめなのですが、申し込み特典も豪華なんです！

速度に力を入れるGMOとくとくBBは、全プロバイダの中でダントツに性能の高いWi-Fiルーターを3種類用意し、好きなルーターを選ばせてくれます。

しかも、38ヶ月以上使ったらそのままもらえるのも嬉しいところ。

ソフトバンク光がおすすめの人

ソフトバンク光がおすすめなのは、以下に当てはまる人です。

・ソフトバンクのスマホ、ワイモバイルのスマホセット割を受けたい
・違約金負担キャンペーンが欲しい
など

ソフトバンクまたはワイモバイルのスマホを利用している人は、ソフトバンク光がおすすめです。

ソフトバンクのスマホは、NURO光でも割引を受けられますが、ワイモバイルが安くなるのはソフトバンク光だけです。

また、キャンペーンの比較でもお伝えしましたが、違約金負担キャンペーンの金額が高いのはソフトバンク光。

ドコモ光では、そこまで負担してくれないので、違約金・撤去工事費・テレビ・電話などで解約時の費用が高額になってしまう人は、ソフトバンク光をおすすめします。

ソフトバンク光のおすすめ申し込み窓口

ソフトバンク光のおすすめの申し込み窓口は、ネット代理店の『エヌズカンパニー』です。

エヌズカンパニーのおすすめポイントは、3つあります。

・キャッシュバックが簡単にもらえる(オプションなし)
・キャッシュバック受け取りまでが早い(開通から2ヶ月後)
・5,000件以上のレビューがあって安心

ネット代理店でよくあるのが、オプションに加入しないとキャッシュバックがもらえなかったり、受け取り時に別途手続きが必要など、条件が複雑ということ。

結局特典がもらえず口コミがあまりよくない代理店もありますが、エヌズカンパニーは受け取りまで簡単で、評判も良い優良代理店で安心です。

まとめ

ドコモ光とソフトバンク光を色々比較してきましたが、いかがでしょうか？

サービスはだいたい同じなので、スマホのキャリアに合わせるというのが1番シンプルです。

ただ、細かい違いを考慮すると、キャリアを変更してもいい人やセット割がなくもいい人は、個人的にはドコモ光がおすすめです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。