シン・エナジーについて「一人暮らしが契約しても安い?」「きほんプランと生活フィットプラン、どっちがお得?」「他の新電力と比較したら高い?」など、気になっていませんか?
結論、全国的に見てもシン・エナジーは一人暮らしにトップクラスで安く、さらにポイント特典もお得な電力です。
ただし、どのプランが1番安いのか?という点は、エリアや生活スタイルによって変わるということが判明しました。
このページでは、これまで多くの新電力を調査・比較してきた私が、下記流れで利用者の評判・口コミも交えながら料金プランの特徴や注意点を解説していきます。
・ 一人暮らしでシン・エナジーを契約する2つのメリット
・ 一人暮らしでシン・エナジーを契約する2つの注意点
・ シン・エナジーの申し込み~利用までの流れ
・ シン・エナジーでよくある8つの質問
読み終わった頃には、シン・エナジーのメリットと注意点、一人暮らしに本当にお得なのか?がわかります。
※燃料費調整額は毎月変動するため、電気料金の試算結果には含まれていません。
詳細は各社ホームページでご確認お願いいたします。
※当サイトではアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています。
目次
結論:一人暮らしでシン・エナジーがおすすめな人
シン・エナジーとは、地球に優しい再生可能エネルギーの開発を推進しているシン・エナジー株式会社(旧:洸陽電機)が運営している電力サービスです。
一人暮らし~二人暮らしには特にシン・エナジーがおすすめです。
エリア対象外の北海道以外であれば、トップクラスに安くなります。
使用量に合わせて安いだけでなく、電気を使う時間によっても安くできる特徴もあるので、生活リズムに合わせて適切なプランを選ぶことができます。
また、利用者の評判・口コミをみると『もともと料金が安いのに、さらにお得』と喜ばれている新電力です。
そんなシン・エナジーのお得な魅力を詳しく見ていきましょう。
一人暮らしでシン・エナジーを契約する2つのメリット
シン・エナジーが特に一人暮らしにおすすめのメリットは大きく2つあります。
1.料金がトップクラスに安い
2.JALマイルが毎月もらえる
利用者の評判・口コミも交えながら、それぞれ詳しく解説していきます。
1.料金がトップクラスに安い
使用量が少ないと割高になるケースもありますが、シン・エナジーは必ず安くなります。
また、他の新電力と比較しても最安水準です。
シン・エナジーの料金プランは以下の通り。
【きほんプラン】
・従来電力よりも必ず安くなる標準プラン。一人暮らし~二人暮らし向け。
【昼生活フィットプラン】
・お昼(平日AM9時~PM18時)の料金が安いプラン。
【夜生活フィットプラン】
・夜(PM10時~AM8時)の料金が安いプラン。
【シンぷるプラン】
・基本料金0円・一律単価のプラン。使用量が多い家庭やファミリー世帯向け。
一人暮らし向けの『きほんプラン』を当サイトおすすめの新電力と電気代の比較すると、電気使用量に関わらず、どんな一人暮らしでもシン・エナジーは上位の安さでした。
シン・エナジーより数十円安い電力もありますが、シン・エナジーはポイント(JALマイル)がもらえるので、ポイントを含めるとほとんど変わりません。
※一部『シンぷるプラン』が安いエリアには、合わせて記載しています。
関東 | 少なめ 30A 100kWh | 平均 30A 150kWh | 多め 30A 240kWh |
---|---|---|---|
東京電力 | 2,846円 | 4,038円 | 6,421円 |
リミックスでんき | 2,703円 | 3,835円 | 6,098円 |
シン・エナジー | 2,735円 | 3,872円 | 6,102円 |
CDエナジー | 2,746円 | 3,938円 | 6,232円 |
あしたでんき | 2,600円 | 3,900円 | 6,240円 |
東北 | 少なめ 30A 100kWh | 標準 30A 150kWh | 多め 30A 240kWh |
---|---|---|---|
東北電力 | 2,848円 | 3,979円 | 6,259円 |
シン・エナジー | 2,811円 | 3,910円 | 6,108円 |
リミックスでんき | 2,705円 | 3,780円 | 5,945円 |
あしたでんき | 2,600円 | 3,900円 | 6,240円 |
中部 | 少なめ 30A 100kWh | 平均 30A 150kWh | 多め 30A 240kWh |
---|---|---|---|
中部電力 | 2,965円 | 4,148円 | 6,451円 |
シン・エナジー | 2,864円 | 3,989円 | 6,137円 |
リミックスでんき | 2,813円 | 3,939円 | 6,120円 |
あしたでんき | 2,600円 | 3,900円 | 6,240円 |
北陸 | 少なめ 30A 100kWh | 平均 30A 150kWh | 多め 30A 240kWh |
---|---|---|---|
北陸電力 | 2,511円 | 3,518円 | 5,476円 |
シン・エナジー きほんプラン | 2,434円 | 3,403円 | 5,273円 |
シン・エナジー シンぷるプラン | 2,200円 | 3,300円 | 5,280円 |
リミックスでんき | 2,383円 | 3,341円 | 5,199円 |
北陸エリアの場合、『きほんプラン』より『シンぷるプラン』が安くなりやすいことが分かりました。
いずれにしてもシン・エナジーが安くなりますね。
※『あしたでんき』は北陸エリア対象外です。
関西 | 少なめ 100kWh | 平均 150kWh | 多め 240kWh |
---|---|---|---|
関西電力 (従量電灯) | 2,067円 | 3,244円 | 5,558円 |
シン・エナジー | 1,988円 | 3,099円 | 5,244円 |
リミックスでんき | 1,963円 | 3,082円 | 5,279円 |
関電 (なっトクでんき) | 2,011円 | 3,140円 | 5,309円 |
関西エリアは、関東などで安いと言われる新電力でも高くなってしまうケースがありますが、シン・エナジーならその心配がありません。
損するリスクがないので安心して電気を使えます。
中国 | 少なめ 100kWh | 平均 150kWh | 多め 240kWh |
---|---|---|---|
中国電力 | 2,104円 | 3,339円 | 5,816円 |
シン・エナジー | 1,987円 | 3,150円 | 5,395円 |
リミックスでんき | 1,996円 | 3,172円 | 5,517円 |
あしたでんき | 2,400円 | 3,600円 | 5,760円 |
関東エリアで安かったあしたでんきは、中国電力エリアでは割高です。
特に中国電力エリアでは、シン・エナジーが1番安くなるのでおすすめです。
使用量 | 少なめ 100kWh | 平均 150kWh | 多め 240kWh |
---|---|---|---|
四国電力 | 2,224円 | 3,441円 | 5,870円 |
シン・エナジー | 2,113円 | 3,315円 | 5,698円 |
リミックスでんき | 2,112円 | 3,269円 | 5,576円 |
まちエネ | 2,216円 | 3,394円 | 5,713円 |
四国電力より100円位は安くできますね。
年間では1,000円以上お得なので、乗り換える価値はあるでしょう。
九州 | 少なめ 30A 100kWh | 平均 30A 150kWh | 多め 30A 240kWh |
---|---|---|---|
九州電力 | 2,637円 | 3,678円 | 5,753円 |
シン・エナジー (きほんプラン) | 2,608円 | 3,594円 | 5,520円 |
シン・エナジー (シンぷるプラン) | 2,330円 | 3,495円 | 5,592円 |
あしたでんき | 2,300円 | 3,450円 | 5,520円 |
リミックスでんき | 2,504円 | 3,493円 | 5,464円 |
九州エリアは例外で、使用量平均位までは『きほんプラン』より『シンぷるプラン』が安くなりました。
自宅の使用量を確認してプランを選びましょう。
沖縄 | 少なめ 100kWh | 平均 150kWh | 多め 240kWh |
---|---|---|---|
沖縄電力 | 2,467円 | 3,781円 | 6,345円 |
シン・エナジー | 2,424円 | 3,707円 | 6,182円 |
沖縄ガスのでんき | 2,458円 | 3,758円 | 6,281円 |
Looopでんき | 2,700円 | 4,050円 | 6,480円 |
沖縄エリアでは契約できる新電力はかなり限定されます。
新電力の中でも知名度や人気のあるLooopでんきも沖縄エリアでは高くなってしまいます。
その中でシン・エナジーは断トツの安さです。
2番目に安い『沖縄ガスのでんき』は、1年未満の解約には解約事務手数料2,000円(税込)が発生します。
シン・エナジーは初期費用や解約金も無料なので安心して契約できます。
私も単身でシン・エナジーを利用していますが、1年でだいたい2,000円位は安くなりました。
私の場合は最低でも130円/月くらいは節約になっていますが、季節によってエアコンを使う月は300円位安くなったりします。
個人的にはエアコンが苦手なタイプなので、エアコンをガンガン使う人ならもっと節約できるはずです。
以前、家電屋さんで電気を切り替えたら商品が安くなると勧誘されたこともありますが、「シン・エナジーを契約している」と伝えると「それ以上安くならないかもしれない..」といって案内してくれませんでした。
それくらいシン・エナジーは業界の中でも安いということです。
他のシン・エナジー利用者の口コミを見ても「安い」と満足しているレビューがたくさんありました。
今年節約の為にした事といえば、電力会社をシンエナジーにしたこと。
シュミレーションを何度もしたけど、一人暮らしなら以前利用してた中国電力よりも圧倒的に安い。また明細が来たらお知らせします。— ミニマリストしき (@shiki_mini) September 28, 2021
特に節電を意識しなくても100円以上は安くなりますし、比較的安いので多く使っても料金を抑えられるため、安心して電気を使うことが出来ます。
電気を使う時間帯でさらに安く!
夜勤などで夜型の生活の人、在宅ワークで日中の電気使用量が多めの人は『生活フィットプラン』が1番安くなる可能性があります。
先ほど比較した『きほんプラン』は電気使用量によって単価が変わりますが、『生活フィットプラン』は時間帯によって単価が変わるプランです。
つまり、毎日安い時間に電気を使えばいくら使っても単価は安いままなので、時間が合う人にはかなりお得な料金になります。
以下の口コミのように生活リズムでシン・エナジーを選ぶ人もいます。
一人暮らしで生活リズム的に夜間の電気利用が多いのでシンエナジーの「生活フイットプラン」の夜にしました。過去にはスマ電の夜プランも使ってました。
— 窮鼠🐭アドセンスクリックお願いします (@ratwillbite) January 10, 2021
関西エリアを例に料金を詳しく見ていきましょう。
関西 | 昼生活 フィットプラン | 夜生活 フィットプラン | きほんプラン |
---|---|---|---|
最低料金 | 304.41円 | 304.41円 | 304.41円 |
平日9時~18時 | 18.38円 | 27.38円 | 15~120kWh ⇒19.81円 |
平日8時~9時、 18時~22時、 休日8時~22時 | 21.85円 | 21.85円 | 120~300kWh ⇒23.83円 |
毎日22時~翌日8時 | 20.03円 | 18.03円 | 300kWh~ ⇒27.30円 |
上記の通り、最低料金はどのプランも同じですが、赤文字の単価をみると『きほんプラン』よりも『生活フィットプラン』が安くなっています。
ただし、安い時間以外は割高になっており、平日と休日で安くなる時間帯も変わるので注意が必要です。
エリアによっては使用量もカギになる
『生活フィットプラン』を検討する際、エリアによっては電気を使う時間だけでなく、使用量も安さのポイントになるケースがあります。
東京電力エリアを例に見てみましょう。
関東 | 昼生活 フィットプラン | 夜生活 フィットプラン | きほんプラン |
---|---|---|---|
30A | 471.90円 | 471.90円 | 768.34円 |
40A | 629.20円 | 629.20円 | 1,024.45円 |
50A | 786.50円 | 786.50円 | 1,280.56円 |
60A | 943.80円 | 943.80円 | 1,536.68円 |
平日9時~18時 | 21.05円 | 33.05円 | 0~120kWh ⇒19.67円 |
平日8時~9時、 18時~22時、 休日8時~22時 | 26.09円 | 26.09円 | 120~300kWh ⇒24.78円 |
毎日22時~翌日8時 | 20.98円 | 17.98円 | 300kWh~ ⇒27.71円 |
『昼生活フィットプラン』の単価をみると、120kWhまでは『きほんプラン』の単価が安くなっています。
つまり、時間だけではどちらが安いのか判断が難しいので、使用量もチェックする必要があります。
「どっちを選ぶか迷う..」という人は、まず『きほんプラン』をおすすめします。
なぜなら、利用中はシン・エナジーが全てのプランごとにいくらになるのか?を教えてくれるからです。
利用開始後は最適なプランを診断してくれる
シン・エナジーのマイページでは使用量や料金の確認以外にも、どのプランが自分に1番安いのかを診断してくれます。
利用者の中には「安いと思ってたけど、もっと安くなることが分かったから切り替えてみる」という口コミもいくつかありました。
以下の口コミにあるように、分かりやすく各プランの料金を算出してくれるので、損することなく自分にベストなプランを利用できます。
電力会社をシンエナジーに変えて5ヶ月。
従来の電気料金と比べて200円くらい安くなってるっぽい。
何より、使用状況を見てプランが比べられるのが良い!(1番安いプランに色がついてる)
私の場合は昼プランがいいらしいけど夜プランにしてしまってたのでさっき変更した💧 pic.twitter.com/dcPXzLelOK— 🍺ルートビア@損切り修行 (@RootbeerLuv) March 20, 2021
楽天でんきからシン・エナジーの
「夜生活フィットプラン」に変更して
確かに昨年同月より1000円程度安くなった様子。でも、電力診断したところ
「昼生活フィットプラン」で
9-18時の電気料金が安い方がいいらしい。在宅で日中家に居るからかな。
一度切り替えて比較してみよう。— NYpapa (@NYpapa1) June 25, 2021
プランごとの電気代をチェックしながら、必要に応じて変更しましょう。
プラン変更は無料
プランの変更はマイページから無料で手続きできます。
ただし、即日適用にはなりません。
切り替わるタイミングは次の検針日になるので、検針日の直前・直後だと1ヵ月位かかる可能性があるので注意しましょう。
2.JALマイルがもらえる
シン・エナジーには、毎月の電気代200円ごとにJALマイルが貯まるポイント特典もあります。
一人暮らしが電気代でもらえるポイントはおまけ程度ですが、他のポイントと比較した時のJALマイルのメリットは2つ。
1.1マイルが1円以上の価値になる
2.マイルの有効期限を無期限にすることができる
評判をみるとJALマイルが嬉しいという口コミもたくさんありました。
わしは、
ahamo(やっぱり安定の電波)
シンエナジー電気(安いしJALマイル貯まる)
ENEOS都市ガス(安い)
楽天ひかり(一年間無料)考え抜いた最強の布陣やで💪
— ラプラス 〜ユニクロ年末祭開催中〜 (@LalalaLaplace) July 3, 2021
では簡単にJALマイルについても確認しておきましょう。
マイルの価値と利用方法
マイルの場合、使い方によって1マイルが価値が何倍にもなるのが大きなメリット。
例えば、楽天ポイントなら1pt=1円ですが、マイルは3円~最大20円にもなり得ます。
1番マイルの価値が高くなるのはフライトとしての利用です。
宿泊やレストラン、商品などのクーポンとしての利用、他社のポイントとの交換もできます。
【交換できるポイントの例】
・dポイント
・Pontaポイント
・Amazonギフト券
など
1万マイル以上はレートが上がる
1番マイルの価値が上がるのは航空券としての利用ですが、他社ポイントとの交換でもレートを高くすることができます。
【例:1万マイルを交換する場合】
eJALマイル:15,000円相当
WAON:11,000円相当
FamiPay:10,500円相当
dポイントは、毎年11月~1月のdポイント増量キャンペーンを利用すると11,500ポイントにすることも可能です。
有効期限を延ばすことができる
JALマイルはすぐに使えないケースや貯まりにくい一人暮らしでも、もらったポイントを失効しない方法があります。
それはJALマイル ⇒ eJALマイルに替えること。
交換の度に保有マイルすべての有効期限が延長し続けるので、実質無期限となります。
なので、もらえるポイントが少ない一人暮らしでもお得なメリットになります。
注意:JALマイル利用までのハードルが高い
JALマイルを貯めるにはJALマイレージ会員になる必要がありますが、基本的にはクレジットカードやプリペイドカードなどの発行が必須です。
また、マイルを使う際には最低利用が1,000マイルからなので、電気代だけで貯めようとすると利用までの道のりが長くなってしまいます。
これからマイルを貯めたいという人は、工夫しながら貯めていきましょう。
一人暮らしでシン・エナジーを契約する2つの注意点
シン・エナジーを契約するにあたって、一人暮らしが注意する点が2つあります。
1.20アンペア以下は契約できない
2.極端に使用量が少ないと基本料金0円のプランが安い
それぞれ詳しく解説していきます。
1.20アンペア以下は契約不可
シン・エナジーは30A以上がサービス対象です。
今まで20Aを契約していた一人暮らしの方がシン・エナジーを契約したい場合は、30Aに上げる必要があります。
20Aで申し込みできる新電力を希望する方は以下の電力会社がおすすめです。
・CDエナジー(関東のみ)
・東京ガス(関東のみ)
・まちエネ
・アストでんき
2.極端に使用量が少ないと基本料金0円のプランが安い
シン・エナジーの『きほんプラン』には最低料金・基本料金があり、使用量が少ないと単価が安くなっています。
一方、基本料金が0円の『シンぷるプラン』は、単価が少し高めなので使用量多い人ほど割安になります。
しかし、使用量が極端に少ないケースだと基本料金無料の方がメリットとしては大きくなります。
『シンぷるプラン』の料金をもう少し詳しく見ていきましょう。
『シンぷるプラン』なら使った分だけ
以下は東京電力エリアの『きほんプラン』と『シンぷるプラン』の料金表です。
※40A~60Aの基本料金は省いています
シン・エナジー きほんプラン | シン・エナジー シンぷるプラン |
|
---|---|---|
30A | 768.34円 | 0円 |
~120kWh | 19.67円 | 26.30円 |
~300kWh | 24.78円 | |
300kWh~ | 27.71円 |
『きほんプラン』なら30Aで契約した場合、使用量がゼロでなければ毎月768円が発生し、さらに1kWhごとの単価が請求されます。
しかし、『シンぷるプラン』だと26.3円×使った分だけ。比較すると以下のようになります。
【50kWhの場合】
きほんプラン:1,751円
シンぷるプラン:1,315円
【80kWhの場合】
きほんプラン:2,341円
シンぷるプラン:2,104円